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題 名哲学

著者名
古牧 徳生
ISBN
出版年月日
2001年4月1日
出版社名
大阪芸術大学通信教育部
価格
2,060+税
投稿日
キーワード
哲学
背景
大阪芸術大学通信教育部の教科書として刊行されたもの。極めて即物的日常的次元での論述に徹し、明朗な文体で記述されている。
概要

1章では西洋哲学史上の様々な人間観を紹介し、人間を自由な動物として規定した。
2章では人間は自由な動物であるがゆえに一定の規則が人類に必要であること指摘し、アリストテレス、功利主義、カント、価値倫理の四つの代表的倫理説を説明した。
3章ではカントの「人格」と「物件」の概念を用いながら安楽死、脳死、臓器移植、中絶、人工受精など生命医療の諸問題を説明した。
4章では環境破壊と代表的環境思想の問題点を指摘し、最後に近代化が行き詰った現代だからこそ自由のあり方を今一度、問い直さなければならず、従っていよいよ哲学が必要とされることを訴えた。

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編集部より
本書はもともと400ページを越えていたものを2/3に縮めたという。そのため、進化論的見地から独自の意見を述べた最終章は全面的に割愛されたが、客観的事実が平易に説明された良書に仕上がっている。
著者
古牧 徳生