書評

一覧

題 名劇場の近代化 帝国劇場・築地小劇場・東京宝塚劇場

著者名
永井聡子
ISBN
9784784217373
出版年月日
2014年3月20日
出版社名
思文閣
価格
3500+税
投稿日
キーワード
演劇
背景
著者は2001年、名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程修了(工学博士)。現在、静岡文化芸術大学文化政策学部准教授。研究分野:劇場史、演劇・ミュージカル・ダンスの舞台プロデュース。
概要

明治・大正・昭和初期における劇場の近代化に大きな影響を与えた3つの劇場、帝国劇場(明治44年開場)・築地小劇場(大正13年開場)・東京宝塚劇場(昭和9年開場)を取り上げ、当時のさまざまな言説、図版、写真、インタビューなどの資料を読み解き、西洋の劇場近代化過程とも比較しながら日本の劇場の近代化の特色を描きだす。

序 章
第1章 帝国劇場以前の歌舞伎劇場に見られる近代化
第2章 帝国劇場に見られる近代化
第3章 築地小劇場に見られる近代化
第4章 東京宝塚劇場に見られる近代化
第5章 帝国劇場・築地小劇場・東京宝塚劇場に見られる「劇場」の近代化
終 章

Pocket
LINEで送る

編集部より
運営や作品演出にも関わる劇場について、明治末期から昭和にいたる変遷をたどる。外観、内部、舞台など多数の写真を掲載し、「複合体」としての劇場の意味性について考察している。
著者
永井聡子